スタッフブログ伊藤 清美
こんにちは。久々の投稿です。
先日、長年お付き合いいただいているお客様宅の壁をリフォームさせていただきました。
元々はクロスだった壁に木を貼ったのですが、少し特別な感じを出したくて、
色々と考えた結果、木を斜めに貼ってみたら?となりました。
左壁と同様だったクロスを部分的に剥がし、そこに大工さんによる施工の木を貼っていきます。
とは言っても、斜め45℃に板を貼るのは簡単ではありません。材料は9ミリの杉板(西川材)を仕様したのですが、1枚1枚壁に合わせ寸法を取りながらの作業です。大工さんの腕の見せどころです。
作業は2日かけて完了しました。写真は工事途中の様子です。
難しいと言いながら、流石の高山大工さん、完璧に仕上げてくれました。
正面から見た壁。天然の無垢の良さと香りを感じました。
(後日お客様が蜜蝋ワックスを塗布してくださいました)
床も杉材なので、約10年後には同じような色になるかもしれませんね。楽しみです。
階段の側面は本当に繊細な作業を繰り返し、きれいに収めてくれました。
奥の壁紙も貼り替えましたが、どちらも良い雰囲気です。
毎年、伺うたびに木の色味が濃くなって趣が増していきます。それを楽しみながら生活できることにやっぱり天然っていいなぁ。と感じた今回でした。
お客様にも本当にお世話になりました。また遊びに伺わせてください。
伊藤