家づくり日記スタッフブログ田中 純
お客様よりご依頼があり、居室の障子を鏡付きの建具に交換いたしました。今回お願いしたのは建具屋さんとガラス屋(サッシ屋)さん。塗装はご自分で施工していただきます。
両脇に引き分けて開く建具です。まずは建具屋さんが木製の建具を吊込みます。重ねた時になるべく自然になるように手掛けは両端に持ってきています。
障子の時は昔ながらの敷居でしたが、鏡が入るとなると戸車付きの建具にして重くても動かしやすくしておきたいです。戸車を彫り込んで取り付けます。
建て付けの確認をします。ぴったりと閉じると気持ち良いです。
吊込みが完了しました。ちょっと暗く見えますが、ここからまた変わってきます。
吊込んだ建具に鏡をつけるために一度外します。
両面テープとミラーボンドを併用しての取り付けです。
鏡の位置決めをしたらゆっくりとおろしていきます。一番緊張する時間です。
鏡を付けたら吊込みです。きれいに納まりました。
鏡付き建具の良いところは部屋が広く見える所です。鏡をつける前と雰囲気が全く違って見えてきます。取付に立ち会っていて思ったのですが、映る自分がちょっと猫背で…f(^_^;)
姿勢を常に気にして生活ができそうですね。
お客様はお稽古事のフォームの確認と練習に利用されるそうです。
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