村里 忠輔モデルハウス日記
【リビング床+寝室床】
モデルハウスでは水廻りを除いて、床材は西川材の杉を使っています。
もちろん床材には等級というランクがあります。
主には節の数で決まってきますが、面白いのは同じ等級の材でも色合いや表情が違うということです。
例えばこちらは寝室の杉の床材。
色合いが濃く、しっかりとした感じがします。
1年前くらいまではもう少し赤身が強かったイメージがあります。
段々と馴染んで落ち着いてきました。
こちらはリビングの杉の床材。
どちらかというと木目が通っていて白っぽく感じます。
実際に1年ほど前は色合いが白く、段々と杉らしい飴色に変わってきたように思います。
アップにするとわかりやすいですね。
切った部位は違えど、どちらも同じ床材なのにここまで表情が違う。
これって木が生きていて、育ってきた環境が違うからだと思います。
どちらが良い材で、どちらが悪い材なのか。
そういったことは特別ございません。どちらも杉でどちらも良い材です。
三協建設ではこの色合いの違う材を大工さんが分けてから貼っています。
だから同じ部屋の床材は色合いがあっているんです。
個人的には寝室のような木らしい杉がかっこよくて好きかなぁ♪
今回はちょっとした床材のお話でした。
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